第 11 回社員総会において承認され、広島県歯科技工士会 会長に就任することになりま
した。これまでと同様に皆さまのご支援を賜りながら大役を務めさせて頂きます。
今年 4 月には広島県歯科医師会から提案があり、歯科技工士会、歯科医師会の両 会の三役で情報連絡会を開催しました。その中で 6 月からの歯科診療報酬改定におけるベースアップが、厚労省の説明通り、外注歯科技工所勤務者の賃金アップに確実につながるよう、歯科医師会、歯科技工士会が連携して対応することが合意されました。
しかし、技工料金の見直しは個別の案件になりますので本会としてはこれ以上踏み込むことは出来ませんが、会員の皆様は是非、怯むことなく適正な技工料金を提案してください。
また、災害派遣に関する協定について、その枠内に歯科技工士会も入る事について前向きな検討を行うことが合意されました。広島県歯科医師会は歯科衛生士会とも情報連絡会を設け、三者間の協力を見直し、地域歯科医療が崩壊することのないよう舵を切られたのではないでしょうか。
6 月に開催された日技総会においては、日本歯科医師会から会長がお越しになり、歯科技工士の重要性を述べられました。日技とも協力体制を高めており、関係性を強いものにさせています。総会では他県との情報交換で災害派遣、技工士専門学校授業料の助成制度、会費、卒後研修等意見を交わしてまいりました。歯科技工士の減少、歯科技工士会の会員数の減少が問題視されておりますが、日本の人口が減少していることから歯科業界に関わらず、他の業種でも同じことが言えます。
広島県歯科技工士会は会員の皆様へ適切な情報を届け、業界がより良いものになってゆけるよう活動してまいります。みなさまのご協力を切にお願いいたします。
