中西 茂昭(なかにし しげあき)

昭和423月          大阪大学歯学部附属歯科技工士学校卒業

平成24月〜平成83月   (社)日本歯科技工士会常務理事

平成84月〜平成113   (社)日本歯科技工士会専務理事

平成114月〜平成143月 (社)日本歯科技工士会副会長

平成144月〜現 在        (社)日本歯科技工士会会長

所信

 本年は歯科技工士法制定ならびに日本歯科技工士会創立50周年を迎えます。その歴史と伝統は、多くの先達の汗と献身によって築かれました。私は、諸先輩方に改めて満腔の感謝を申し上げ、同時にこれからの日技のあり方を真剣に思考します。

 こんにちまでの半世紀に及ぶ歴史は、歯科技工とそれを担う者の「ふさわしい位置づけ」を具現する闘いの連続でありました。私は、歯科技工と歯科技工士は、社会に極めて「重要な存在」であるにもかかわらず、この国においては今もって正しく評価されていないと断じます。いやむしろ環境は悪化の一途を辿っております。まさにその改善こそが、全ての取り組みの基本であると確信します。

 昨年、私たちは、不可能と思われていた国政への挑戦という形で、社会に対し声をあげました。歯科技工士は、懇願の姿勢から脱却し、主体的に主張する存在へと明確に方向転換しました。そして私たちの組織への評価が高まったことは、その後の行政の対応などから強く感じとれます。しかし、歯科技工士にはまだまだ多くの下記のような具体的課題があります。つまり、経済基盤の確立、教育の高度化への推進、関係法令の整備・改正等々、為さねばならないことが山積しており、それらの改善・解決によってはじめて「良質な国民歯科医療の確保に資する歯科技工士」の労働環境が整うと考えます。関係各方面へのたゆまぬ働きかけはもとより、自らもそのための渾身の努力が求められます。

私は、「努力なくして幸福なし、決断なくして解決なしとの信念をいま改めて堅持し、ふたたび、断じてぶれず、全力で挑む決意をいたしました。会員の皆様方のご理解ご支援を賜れますよう、心からお願い申し上げます。

具体的課題